レモン汁を使わず、いちごと砂糖だけで手軽に作れる「簡単いちごジャム」のレシピを紹介します。
材料を鍋に入れて煮るだけのたった3工程で完成するため、特別な道具や下準備は不要。
料理やお菓子作りが初めての方でも失敗しにくく、思い立ったその日にすぐ作れる手軽さが大きな魅力です。
酸味が苦手な方はもちろん、「レモンを切らすことが多い」「子ども向けにやさしい味にしたい」という場合にもぴったり。
レモンなしでもコクととろみをしっかり出すコツや、味・保存性に関する注意点まで含めて、分かりやすく解説します。
3工程で完成!レモンなし簡単いちごジャムとは

いちごジャムは「レモン汁が必要」というイメージを持たれがちですが、実はレモンなしでも、材料の選び方と火加減を少し工夫するだけで、風味豊かで満足感のある味に十分仕上げることができます。
いちご本来が持つ自然な酸味や甘みを活かせば、レモンを加えなくてもバランスの取れた味わいになり、素材の良さを感じやすいのも特徴です。
本記事では、材料を置く→煮詰める→とろみを仕上げるというシンプルな流れだけで完成する、調理経験が少ない方でも取り組みやすい3工程レシピを紹介します。
レモンなしでも美味しく仕上げる理由
いちご自体に含まれる自然な酸味とペクチンを活かすことで、レモンを加えなくても、後味が重くなりにくいバランスの取れた甘酸っぱさが生まれます。
特に完熟いちごを使うと、果実本来の香りとコクが引き立ち、シンプルな材料でも満足感のある仕上がりになります。
さらに、砂糖の量と加熱時間を適切に管理することで、煮詰めすぎによる色のくすみや風味の劣化を防ぎ、見た目・香り・とろみが安定したジャムに仕上げることができます。
材料と下ごしらえの基本

イチゴと砂糖の分量・準備のコツ
- いちご:300g
- 砂糖(グラニュー糖・上白糖):150g(いちごの重量の50%が目安)
いちごはヘタを取り、水でさっと洗ってからキッチンペーパーなどで一粒ずつ包むようにし、水気をしっかり切ります。
表面に水分が残ったままだと、煮詰めに余計な時間がかかるだけでなく、味が薄くなったり、水っぽい仕上がりになる原因になるため、この下準備は意外と重要な工程です。
特に電子レンジ調理の場合は水分量の影響を受けやすいため、丁寧に水気を取ることで失敗を防げます。
大粒のいちごは半分~4等分にカットしておくと、加熱ムラを防げるだけでなく、短時間でも果肉が均一にやわらかくなり、果実感を残しつつ全体がなめらかな食感のジャムに仕上がります。
鍋で作る!基本の3ステップレシピ

| 工程 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① 材料を置く | いちごと砂糖を鍋に入れて10〜15分置く | 水分を引き出し焦げ防止 |
| ② 煮詰める | 中火→弱火で15分ほど加熱 | アクを取って色よく仕上げる |
| ③ とろみ仕上げ | 好みのとろみで火止め | 冷めると固まる点に注意 |
材料を置く→煮詰め→とろみ仕上げ
- 鍋にいちごと砂糖を交互に重ね、10〜15分ほど置いて果実から自然に水分を出す。この工程で砂糖が溶け、加熱時の焦げ付き防止につながるため、時間がある場合はしっかり置くのがおすすめです。
- 中火にかけて全体を温め、沸騰してきたら弱めの中火〜弱火に調整します。表面に出てくるアクを丁寧に取り除きながら、約15分ほど煮詰めることで、色よく雑味の少ないジャムに仕上がります。
- スプーンですくって軽くとろみを感じたら火を止めます。冷めるとさらに固くなるため、少しゆるめで止めるのがポイント。粗熱を取ってから保存容器に移せば完成です。
電子レンジで作る時短いちごジャム

耐熱容器にいちごと砂糖を入れ、ラップをせずに600Wで5分加熱します。
電子レンジは短時間で一気に温度が上がるため、最初は様子を見ながら加熱するのが安心です。
一度取り出して全体をよく混ぜ、果肉をスプーンなどで軽くつぶしてから、再度3〜5分ほど追加で加熱すると、甘みと水分が均一になり、ムラのない仕上がりになります。
電子レンジ加熱は一気に火が入りやすい分、途中で混ぜる工程を入れることで、加熱ムラや部分的な焦げ付きを防げるのが大きなポイントです。
また、加熱中は泡立って吹きこぼれやすいため、必ず深さに余裕のある耐熱容器を使用し、途中で一度扉を開けるなどして様子を確認しながら加熱時間を調整してください。
レモンなしでの変化と注意点(酸味・保存・とろみ)

レモンなしの場合、仕上がりの酸味はややマイルドになり、口当たりのやさしい味わいになるのが特徴です。
その分、いちご本来の甘みや香りを感じやすくなりますが、一般的なレモン入りジャムに比べると、酸による防腐効果がない分、保存性はやや下がる傾向があります。
そのため、砂糖の量を適切に保って糖度をしっかり確保することが大切です。
あわせて、煮沸消毒した清潔な保存容器を使用し、空気や雑菌に触れる機会を減らすことで、品質の劣化を防ぎやすくなります。
保存環境を整えれば、レモンなしでも安心して、美味しさを保ちながら楽しむことができます。
酢やペクチンで代用する方法

酸味が欲しい場合は、仕上げに米酢やりんご酢を小さじ1/2ほど加えると、全体の味が引き締まり、甘さの中にほどよいキレが生まれます。
酢は加える量によって印象が大きく変わるため、最初から入れすぎず、少量ずつ加えて味を確認しながら調整するのが失敗しにくいポイントです。
特に子ども向けやデザート用途の場合は、控えめにすると食べやすく仕上がります。
また、市販のペクチンを使えば、長時間煮詰めなくても短時間で安定したとろみが得られ、忙しい時や色・風味の劣化を避けたい場合にも便利な方法です。
ジャムの保存方法と保存期間

煮沸消毒した瓶にジャムを熱いうちに詰め、しっかりフタをして冷蔵保存すれば、保存期間の目安は1〜2週間程度になります。
瓶詰めの際は、空気が入らないよう縁まで入れることで、風味の劣化を抑えやすくなります。
開封後は必ず清潔なスプーンを使い、ジャムに直接触れる回数を減らすことで、雑菌の混入を防げます。できるだけ早めに使い切ることで、作りたての香りや味わいを保てます。
さらに、冷凍保存にすれば約1か月ほど保存可能で、製氷皿や小さな保存容器に小分けにしておくと、使いたい分だけ解凍できて無駄なく便利です。
まとめ:レモンなしでも簡単で美味しい!
レモンなしのいちごジャムは、使う材料が少なく工程もとてもシンプルなため、初めてジャム作りに挑戦する方でも失敗しにくいレシピです。
特別な道具や下準備がいらず、思い立ったときに気軽に作れる点も、家庭向きの手作りジャムとして大きな魅力といえるでしょう。
いちご本来の甘みや香りをしっかり活かせるので、酸味が強すぎないやさしい味わいに仕上がり、パンやヨーグルト、デザートにも合わせやすくなります。
さらに、鍋でも電子レンジでも作れるため、時間に余裕がある日も忙しい日も、状況に合わせて作り方を選べる点が便利です。
レモンが手元にない時はもちろん、子ども向けやデザート向けにまろやかで食べやすいジャムを作りたい時には、ぜひこのレモンなしレシピを活用して、手作りならではの素朴でやさしい美味しさを楽しんでみてください。


