カスタードクリームが固まらない理由とその解決策 うまくいかなかった時の活用レシピも紹介!

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カスタードクリームを作る過程で、卵、牛乳、小麦粉またはコーンスターチなどの基本的な材料を使用することは多くの人が知っています。

それが実際に簡単かどうかは意見が分かれるんですよね。

実際に挑戦してみると、

  • クリームがダマになる
  • 適切に固まる
  • または、逆に固まらずに水っぽくなる

といった問題に直面することがあります。

滑らかで柔らかなカスタードクリームを作るのが意外と難しいんです。

レシピ通りに作業を進めたにも関わらず、期待した通りに固まらなかったり、逆に水っぽくなったりする場合、一体何が問題だったのでしょうか?

そして、どのような対策が考えられるのでしょうか?

カスタードクリームが上手く固まらない理由と、それを解決するための方法について解説します。

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カスタードクリームがうまく固まらない理由とは?

カスタードクリームは、卵黄、牛乳、薄力粉、コーンスターチなどのシンプルな材料で作れるため、簡単に作れそうに思えます。

しかし、滑らかでトロっとした美味しいカスタードクリームを作るためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。

カスタードクリームがうまく固まらない原因としては、以下の3つが挙げられます。

  1. 卵黄の量
  2. 小麦粉・コーンスターチの量
  3. 加熱時間

これらのポイントについて詳しく解説していきます。

卵黄の量

レシピで指定されている「卵黄1個」ですが、たとえMサイズの卵であっても、卵黄の実際の量は一定ではありません。

卵黄の量によって、カスタードクリームの仕上がりが柔らかすぎたり、逆に固すぎたりすることがあります。

つまり、卵黄が少なすぎるとクリームが流動的になり、多すぎると固くなりがちです。

そのため、卵黄の量を基に牛乳や小麦粉の量を調整し、クリームの状態を見極めながら微調整することが重要になります。

小麦粉・コーンスターチの量

カスタードクリームのテクスチャは、牛乳と組み合わせる小麦粉やコーンスターチの割合によって基本的に決まります。

標準的な濃さのカスタードクリームを作る場合、牛乳100mlあたり小麦粉とコーンスターチを合わせて10g使用します。

この比率を変えることにより、カスタードクリームはより固くもしくは柔らかく調整できるんです。

小麦粉やコーンスターチを多くすると固まりやすく、少なくすると柔らかくなります。

近年では、より柔らかいカスタードクリームが好まれる傾向にあり、そのためには小麦粉やコーンスターチを控えめにするレシピが増えているので、作る際はその点を考慮しましょう。

加熱時間

カスタードクリームの製造過程では、加熱によって卵のタンパク質が凝固し、薄力粉中のデンプンが糊化して構造が安定します。

加熱時間が不足したり温度設定が適切ではなかった場合、カスタードクリームは固まらず柔らか過ぎるテクスチャーになってしまいます。

カスタードクリームがうまく固まらない際の解決策をご案内します!

カスタードクリームの固まり具合を改善するためには、その原因を特定し、それを解消することが重要です。

主な要因は以下の通りです。

  • 使用する卵黄の量
  • 小麦粉とコーンスターチの比率
  • 適切な加熱時間

特に、カスタードクリームが十分に固まらない一般的な原因は、加熱時間が不足している点にあります。

そのため、柔らかいカスタードクリームには、追加の加熱が必要なんです。

加熱する際は、鍋でかき混ぜながら温めると良いですが、強火で加熱しすぎたりかき混ぜが不十分だと焦げるリスクがあるため注意が必要です。

また、電子レンジを使う方法もおすすめ。

耐熱容器に入れたカスタードクリームをラップで覆い、30秒加熱後に取り出してよくかき混ぜることを繰り返すと、固まり始めます。

ただし、電子レンジでも加熱し過ぎには注意が必要です。

もしカスタードクリームがまだ柔らかい場合は、小麦粉を加え、電子レンジで加熱しながら混ぜることで改善します。

さらに、コーンスターチを水で溶いて加え、加熱しながら混ぜると、とろみが出てくるんです。

カスタードクリームが思うように固まらない時や、固すぎたり焦げたり、ダマになったりした場合でも捨てずにアレンジすることで美味しく活用できます。

うまくいかなかったカスタードクリームの活用法をご紹介します!

今回は、うまくいかなかったカスタードクリームを活用するレシピをご紹介します。

特にお勧めするのは、このカスタードクリームを活用して作るパンケーキやドーナツです。

カスタードクリームが期待通りにならなかった場合、それをパンケーキやドーナツのレシピに取り入れてみてください。

パンケーキ

【レシピ:失敗カスタードクリーム活用法】

材料

  • 失敗したカスタードクリーム:適量
  • ホットケーキミックス:1袋
  • 牛乳:適量
  • 卵白:2個分
  • 砂糖:こさじ2杯

作り方

  1. 失敗したカスタードクリームをボウルに取り出し、牛乳を加えてよく混ぜ合わせます。固まらなかった柔らかいカスタードクリームの場合は、牛乳を加えずそのまま使用します。
  2. 別のボウルにホットケーキミックスを入れ、1のカスタードクリームを加えてさらによく混ぜ合わせます。
  3. フライパンまたはホットプレートを用い、ホットケーキを焼く手順で焼きます。
  4. カスタードクリームを加えることで、通常のホットケーキよりもふっくらともっちりした食感に焼き上がります。

アレンジポイント

  • 焼き上がったホットケーキにフルーツや生クリームをトッピングすると、見た目にも美しく、より美味しくいただけます。
  • 焦げたカスタードクリームを使用する場合は、生地にココアパウダーを混ぜ込むことで、苦みが加わり風味豊かなホットケーキに仕上がります。

ドーナツ

【材料】

  • 失敗したカスタードクリーム:150g
  • ホットケーキミックス:150g
  • 牛乳:適量
  • 揚げ油:適量

【手順】

  1. 失敗したカスタードクリームを冷凍する。(もし固まらない場合は、ホットケーキミックスを加えて混ぜ、固めておく)
  2. ホットケーキミックスを牛乳で溶き、ホットケーキの生地よりも少し固めの状態にする。
  3. 冷凍したカスタードクリームを、生地にくぐらせて170°Cの油で約2〜4分揚げる。(揚げ油の温度と時間は調整してください)
  4. 揚げたカスタードドーナツは美味しいです。

みんなが大好きなカスタードクリームを使って、手が止まらないほど美味しいドーナツを作ってくださいね。

まとめ

カスタードクリームが適切に固まらない主な理由は以下のとおりです。

  1. 使用する卵黄の量
  2. 小麦粉やコーンスターチの配合量
  3. 適切な加熱処理時間

これらのポイントに気を付けつつ、固まらなかったカスタードクリームの解決策として「電子レンジを使用しての追加加熱」が有効的。

もし、この方法を試しても上手くいかなかった場合は、失敗作を活用した様々なレシピを参考に挑戦してみるのも一つの手です。

カスタードクリームをしっかりと固める技術は、練習によっても向上しますので、この機会にしっかりと学び、成功を目指して頑張りましょう!

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