りんごジャムに最適な種類とは?不向きなりんごと美味しいレシピの紹介

お菓子

秋が深まると、食欲をそそるりんごのシーズンがやってきますね。

生で頬張るのは当然のことながら、料理やスイーツづくりに活用するなど、多彩な味わい方がりんごの大きな魅力の一つです。

りんごジャムを自宅で作ろうと考えた時、どのりんごを選ぶかが重要なポイントとなります。

しかし、全てのりんごがジャム作りに適しているわけではないのです。

さて、おいしいりんごジャムを作るための手順を、ここで紹介しましょう。

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リンゴジャムに不向きなリンゴの種類

リンゴを楽しむ方法の一つとして「ジャム」が挙げられます。

特に、リンゴを大量に消費したい場合には、ジャム作りがお勧めです。

しかし、リンゴジャム作りには向いていないリンゴも存在します。

では、リンゴジャムに向かないリンゴにはどのようなものがあるのでしょうか。

甘みが際立つリンゴ

ジャム作りに不向きなりんごの主要な特性は、その甘さにあります。

驚くかもしれませんが、甘すぎるりんごはジャムには適していません。

この理由としては、加熱する際にりんごの自然な甘みが弱まるためです。

ジャムの甘さは砂糖を加えることで調整可能ですから、元のりんごの甘さはそれほど重要ではありません。

煮崩れしやすいリンゴ

りんごジャム作りに不向きなりんごのもうひとつの特徴として、果肉が煮崩れしやすいことが挙げられます。

外見ではしっかりとした硬さを感じさせるりんごでも、実際には加熱すると簡単に柔らかくなり、崩れやすいものも存在します。

ジャムを作る際に果肉を加熱すると、形が保てずに溶けてしまい、望ましい食感が得られなくなることがあります。

りんごジャム作りにおける適切なりんごの選定法

ジャム作りにあたって、不向きなりんごの特徴を踏まえたうえで、以下のようなりんごを選びましょう。

  • あまり甘くないもの
  • 適度な酸っぱさが存在するもの
  • 甘酸っぱいバランスの良いもの
  • 煮込んでも崩れにくい固さのもの

紅玉の優れた特性

「ジャムを作る際に適したりんごを見分けるのは、一見の価値もなさそうに思えるでしょう。

しかし、そうお悩みの方には、りんごの中でも特に有名な品種である「紅玉」の選択をお勧めします。

独特の強い甘酸っぱさが魅力の紅玉は、加熱調理しても酸味がなかなか薄れないため、ジャム作りに最適です。

この品種は加熱することで風味が増すとも評されるため、ジャム用のりんごとしてはまさに適品と言えるでしょう。

他のおすすめ品種について

「紅玉」以外にジャム作りに適しているりんごがないかと疑問に思われる方もいるでしょう。

しかし、実は酸味が際立つ他のりんごも多種多様に存在します。

各品種の特性を踏まえた上で、それぞれお試しください。

  • ジョナゴールド:「紅玉」と「ゴールデンデリシャス」の交配によって生まれた品種。パリッとした食感とさわやかな酸味が特徴的です。
  • あかね:「紅玉」と「ウースター・ペアメイン」を交配して開発された品種で、紅玉に似た味わいと酸味があり、煮ても形が崩れにくいのが特徴です。
  • 陸奥:「ゴールデンデリシャス」と「印度」の掛け合わせから生まれた品種で、さわやかな酸味と独特の香りを持っています。
  • 秋映:「千秋」と「つがる」を組み合わせて作られた品種。甘みが前面に出る一方で、適度な酸味も感じられるのが魅力です。

美味しいリンゴジャムの作り方

適した品種のリンゴを見極めたら、美味しいリンゴジャム作りに挑戦してみましょう。

こちらでは、ジャムの作り方から使い方、そして長持ちさせるための保存方法まで、丁寧に説明していきます。

必要な材料

自家製の美味しいリンゴのジャムを作るにあたり、以下の材料が必要です。

  • リンゴ:3〜4個
  • 砂糖:280グラム
  • レモン汁またはぽっかレモン:大さじ4

リンゴの個数は、ご希望のジャムの量に応じて加減してください。

また、砂糖はリンゴの実の重さの40パーセントが目安となります。

大人の味に仕上げたい方は、シナモンの追加をお試しください。

作り方の手順

以下に、作り方の詳細な手順を記します。

  • りんごの皮を剥き、芯を取り除く。
  • いちょう切りにしたりんごを食塩水に数分間浸す。
  • りんごをザルにあげて、水気をしっかりと切る。
  • 水気を切ったりんごと砂糖を鍋に入れ、中火にかける。
  • アクを取り除いたら、弱火で30~40分間、混ぜながら煮込む。
  • レモン汁を加えて混ぜ合わせ、火から下ろす。
  • 熱いうちに瓶に詰めて、冷めるまで待てば完成です。

ポイント

りんごジャムをおいしく長持ちさせるための秘訣は、りんごを最初に食塩水に浸すことです。

この手順により、りんごの色変わりを防ぐことができます。

さらに、ジャムをより長く保存する場合には、使用する瓶を清潔に保つことが大切です。保存する前に瓶をしっかり煮沸消毒してください。

保存の手順

ジャムを保存する際には、煮沸消毒を施した容器を使用することを推奨します。

このため、タッパーウェアの利用は適していません。

ジャムを活用したアイディア

ただパンに塗って楽しむだけでない、多彩なレシピで活躍するジャム。

例えば、甘酸っぱいりんごジャムを使った創意工夫に富んだ方法を紹介します。

  • アップルパイのフィリングとしてパイ生地に加える
  • さわやかなヨーグルトと組み合わせて食べる
  • 焼き菓子であるクッキーの生地に練り込む
  • クランブルバーを作成してデザートにする
  • 凍らせてアイスキャンディーに変える

りんごジャム作りのまとめ

「ジャムに適さないりんごの種類は何か?お勧めのりんごの品種や美味しいジャムの作り方は?」というテーマでご紹介してきましたが、参考になりましたか?

本記事を簡潔にまとめてみましょう。

  • ジャム作りに不向きなのは、甘さが際立つりんご
  • 煮崩れしやすいりんごもジャム作りには不向き
  • ジャム用としては、酸味があり固めのりんごを選ぶべし
  • ジャムに最適な品種は紅玉
  • ジョナゴールドやあかねもジャム作りに適している
  • ジャムの美味しさを引き出すコツは、りんごを食塩水に浸すこと

市販されているジャムも美味しいですが、自宅で丁寧に作り上げることで、自分の好みに合わせた味を楽しめるのが手作りの醍醐味です。

本記事がご参考になれば幸いです。

おいしいりんごジャム作り、ぜひ挑戦してみてください。

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